セルフチェックでわかる。コレステロールが高くなる原因は?

セルフチェックでわかる。コレステロールが高くなる原因は?

「健康診断でコレステロール値が高いと言われた!」…さて、あなたならどうしますか? 検査結果でお墨付きをもらうとちょっとショックですよね。でもなぜ、コレステロールは上がってしまうのでしょうか? 何も自覚がないのに数値だけを呈示されてもなんか納得できない…では、なぜコレステロールは上がるのか考えてみましょう!

● コレステロールって何?

そもそもコレステロールとは何でしょうか? 人間の体は約60兆個もの膨大な細胞から成り立っています。コレステロールは、それらの細胞を構成する主要な材料のひとつです。ということは、まんざら「悪者」というわけではありません。私たちの体にとって大切な役割も果たしているようです。

コレステロールは生体機能を整えるためのホルモンの材料。副腎皮質ホルモン、男性ホルモンや女性ホルモンなどの重要な構成要素のひとつです。食物の消化吸収に必要な胆汁の主成分である、胆汁酸の材料としての役割も持っています。胆汁酸は肝臓で作られ、小腸での脂肪の吸収やビタミンの吸収などを助けています。

● コレステロールが高くなる原因

体に必要な働きをするコレステロールですが、では何がいけないのでしょうか? また高くなるのはなぜでしょう?コレステロールは7〜8割が体内で合成され、残り2〜3割は食品から吸収されます。動物性脂肪の多い食品やコレステロールが多く含まれた食品の過食は、体内にコレステロールを増やし過ぎてしまいます。

体内で作られるコレステロールのうち、60〜70%が肝臓で作られています。ほかに小腸、副腎皮質、筋肉などでも少量ですが作られます。本来、食物から摂取するコレステロールを肝臓がそれにあわせて合成する量を調節する機能を持っているのですが、日常的にコレステロールの摂取量が多いとコントロールできなくなってしまいます。

また、運動不足、肥満、遺伝、糖尿病、ホルモン分泌異常などが原因で肝臓の機能がうまく働かずに体内で作られるコレステロールが多くなってしまうこともあります。このような理由により、結果的に肝臓の機能がうまく働かなくなることでコレステロールが増加し、生活習慣病を引き起こす要因になってしまうというわけです。

生活習慣病を招かないために早目の対策を

生活習慣病は、「脂質異常症」「高血圧」「高血糖」などを指します。これらはコレステロールと深い関係があり、食生活の乱れ、運動不足、飲酒などとも関わっています。自覚症状がほとんどないため、放置しておくと動脈硬化を促進し命に関わる病気へのリスクを高めます。医師の指導のもと、早い段階での生活習慣の見直しが大切です。>チェックを活用して、ヘルシーなライフスタイルを目指しましょう! 

★コレステロールが高いと指摘された方は、セルフチェックしてみましょう!
◎ 生活習慣病チェック!

●塩辛い味付けが好き
●甘いものが好き
●肉が好き
●毎朝、朝ご飯を食べない
●夜食を食べたり、間食したりすることが多い
●食事の栄養バランスに、あまり気を配っていない
●「飲みすぎ」になってしまうことが週2回以上ある
●定期的な運動をしていない
●1日の歩数は1万歩未満
●ひとつ上の階にあがる時でもエレベーターを使う
●たばこを吸う
●睡眠時間が1日7時間以下
●1日あたりの労働時間が常に9時間を超える
●何事においても仕事を優先させてしまう
●最後に体重をチェックしたのが2週間以上前である
●20代の頃と比べて(または最近10年間)ウエストサイズが10センチ以上増えている。
●これまでに医療機関で「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」のいずれかを指摘されたことがある

★チェック結果
「Yes」が10個以上が危険、5個以上が要注意です。Yesが多かった人はウォーキングや食事療法、お酒を休む休肝日などを作って改善しましょう!